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2010年5月 2日 (日)

ブラインドセーラー

昨日は、日本視覚障害者セーリング協会(JBSA)のメンバーと今月、サンフランシスコで行われる大会に備えての練習を行いました。

JBSAの<アホウドリ>に5人、<Camille>に私を含めて4人が乗り込み、南西(SE) 6~8mの練習にはもってこいの風の中で、レースを想定してのマーク廻航、クローズホールド、ランニング(Wing to wing=観音開き)と、10時から15時まで昼食休憩30分程を除き、私にとっても久しぶりのハードな練習を実施しました。

ブラインドセーリングのレースでは2人のブラインド(視覚障害者)セーラーがヘルムパーソンとメインシートトリマーを担当し、ジブシートトリマーとスキッパー(口頭で情報を伝えるのが役目)をサイテッド(晴眼者)セーラーが担当します。

それにしても、二人のブラインドの的確なヘルム(舵取り)とメインセールトリムには驚かされました。
今年9月に宮城?で「視覚障害者全日本選手権」が又、2013年には日本で「第8回視覚障害者ヨット世界選手権」が相模湾で開催されるとのことですが、昨年、ニュージーランドで行われた第7回大会には10カ国19チームが参加し、全15レースが競われ、日本は国別対抗で3位入賞された実力だけのことはあります。

ブラインドセーリングの魅力は視覚障害者と健常者がチームを組んで、ボートのベストパフォーマンスを引き出すところ。
今回の練習でヘルムをとった安達さんはその魅力を「風は誰にも見えません。だから、健常者にとっても視覚障害者にとってもセーリングはとてもすばらしいスポーツ。いち早くいい風をつかんだときは爽快です」と語ってくれました。

安達さんはJBSAの理事長で慶應大学を卒業され、大手紙パルプ商社の海外駐在員も経験された方ですが、50歳の時に目の病気で視覚を失われたそうです。
とても気さくなお人柄で還暦の「素敵なオジ様」、自称「田舎のお坊ちゃま」です。

又、メインセールトリマーの山賀さんは4歳でやはり視覚を失ったそうですが、猛勉強の末、東京理科大に合格、今は盲学校の先生を勤められています。
こちらは正真正銘の好青年です。

おふたりからは、休憩中に<歩車道の段差について>等々の都市計画関係のレクチャーなども受けることができました。
勿論、ヨット乗りが船の上でする会話は?と?についてが大部分ですが・・・。

昨日は、海と風と空、それにブラインの方々に大きな力をいただいた素晴らしい一日でした。

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<アホウドリ>

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<Camille船上での練習風景>

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